知恵袋などを見ていると、犬に市販のジャーキーを食べさせると
肝臓を悪くしたり、膵炎を患う率が上がると言われています。
一部「ジャーキー肝」や「ジャーキー症候群」という言葉まであるようなので、
なぜ市販のジャーキーは危険といわれているのか?
徹底的に調べてみました。
目次
なぜ危険と言われているの?
市販のジャーキーのすべてがすべてではなく、
与え方によっても異なってくるようですが、
一般的に言われているのは、栄養的な面と添加物のようです。
1週間に1度など少し与える程度なら健康被害が出にくいと
言われていますが、これが毎日のように多量にジャーキーを
食べていると、添加物や塩分、脂肪分などの摂取過多になるようで、
肝臓やすい臓などに負担がかかり、良くないといわれています。
なお、犬は人間と比べて体が小さいので、人間にとって少量と思っても
犬にとっては過剰摂取につながるということもありますので、注意が必要です。
添加物はどうよくないの?
市販のジャーキーの一部には、BHA、BHT、ソルビン酸カリウム、プロピレングリコール、
亜硫酸ナトリウムなど様々な添加物が使用されています。
添加物を過剰に摂取し続けると、例えばBHAはブチルヒドロキシアニソールというのですが、
発がん性が高くなったり、肝臓障害を起こしやすくなったりするといわれています。
BHTはブチルヒドロキシトルエンというのですが、
過剰に摂取し続けることによって発がん性を高めたり、皮膚炎やアレルギーが
出やすくなるといわれています。
その他の添加物も腎臓や肝臓に負担をかけたり、アレルギーやぜんそく、嘔吐や下痢症状が
でることがあるようです。
少量なら問題ないようですが、過剰に摂取し続けるとこのようなリスクを
高めてしまいますし肥満の原因にもつながりますので、注意が必要です。
市販のジャーキーには塩分が多い?
市販のジャーキーすべてではないですが、塩分が多量に使用されている
と言われています。
塩分の過剰摂取になると、高血圧のリスクを高めてしまいますし、
腎臓や肝臓にも負担をかけてしまいます。
塩分についてはどれくらい含まれているか調べてみましたが、
わかりませんでしたが、一般的には多く含まれているといわれています。
原産国も関係している?
一部の外国産のジャーキーは、添加物などの規制などが異なるため
食べさせないという飼い主さんは多くおられます。
では、国産のものはどうなのかというと、
人間用の食品の添加物の規制と比べて、ペット用の添加物の規制は
まだまだ緩いようで、たくさんの添加物が使われていたりします。
最近では、無添加のジャーキーなども販売されていて、
犬の健康に気を遣うメーカーも増えてきていますが、
一部の市販のジャーキーはまだまだ添加物や塩分が多いようです。
ただし、無添加だからと言って、与えすぎるとやはり健康には
よくありませんので、与える際はほどほどにといったところです。
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食べ続けるとどんな症状が出るの?
過剰に摂取し続けると、個体差もあって必ずしも症状がでるわけではないかとは思いますが、
知恵袋内の回答では、肝障害がでたり、膵炎になったり、
代謝異常症を起こすといわれています。実際にそういった症状が出て
ジャーキーが原因ですと獣医さんに言われた人がいたり、
後から考えるとジャーキーが原因だったのかな?と思っている人もいました。
また、麻酔の副作用を起こすリスクが高まるといわれています。
これらを俗にジャーキー症候群というようです。
なお、麻酔について安全性について獣医さんに聞いたところ
ジャーキーを食べさせているのなら安全は保障できないと
言われた方もおられました。
これは、ジャーキーを食べさせ続けることによって
肝機能が低下して麻酔が解毒できずに副作用を起こす可能性が出てくるそうです。
その他、市販に限らず手作りであっても過剰に摂取しているようであれば、
カロリーオーバーとなり肥満の心配も出てきます。
どんなジャーキーだと安全性が高いのか?
これは、市販のジャーキーではなく、手作りジャーキーにした場合、
添加物も塩分も入っていないため、健康を考えると
手作りジャーキーが良さそうです。
ただし、食べさせすぎには注意することと、
日持ちしないので早めに食べることをお勧めします。
市販のジャーキーの場合、無添加ジャーキーなどが販売されていますので、
そういったものであれば、添加物の心配はなくなるかと思います。
ですが、塩分の表示がされていないので、直接メーカーに問い合わせたりして
聞いてみる必要があるかもしれません。
まとめ
調べた結果、過剰に摂取させたり、頻繁に与え続けることが
問題になっているようです。
1週間に一度くらいの割合で与える量も少量程度なら問題はなさそうですが、
できれば、手作りジャーキーに変えてみるか、おやつなどからジャーキーを
外して他のものに変えるのが良いのかなと感じました。
市販のジャーキー全てではないようですし、
食べさせすぎがジャーキー症候群や塩分過剰摂取などを招いているようなので、
一概には言えないとは思いますが、どのジャーキーを食べさせていいのか?
獣医さんに聞いている方もおられるようなので、食べさせる前に
ジャーキーについて獣医さんに相談するのも手だと思います。