熟したマンゴーはとろとろしてて本当に美味しいですよね?
かわいいわんちゃんにも食べさせてあげたい。
でも犬にマンゴーをあげても大丈夫なのでしょうか?
気になったので徹底的に調べてみました。

犬にマンゴーを与えてもいいの?

基本的には問題ありませんが、与えすぎには注意といったところです。

マンゴーの栄養を見てみると、
82%程度が水分で出来ていますので良い水分補給になります。
食物繊維も程よく含まれていますので、便通をよくするということと、
カリウムがマンゴー100gあたり170mg含まれており、
塩分の排出を促してくれます。

カロテンが豊富に含まれていますので、
抗酸化作用があることと、他にビタミン類、カルシウムやマグネシウムといった
ミネラルも含まれていますので、食べさせ過ぎなければ健康に良いといえるでしょう。

マンゴー

食べさせすぎるとどうなるの?

食べさせすぎた場合、水分の摂りすぎや食物繊維の摂りすぎにつながることがあり、
嘔吐や便が緩くなる、下痢などの症状が出る可能性が出てきます。

また、水分カリウムの摂取のし過ぎによって、おしっこの回数が増えたり
場合によってはおもらしするという可能性も出てきます。

マンゴーはうるし科の果物で、ウルシオールという成分を含んでいます。
多量に摂取するとかぶれたり、かゆみが出たり、嘔吐、下痢といった症状が
出る可能性があります。

マンゴーはカロリーが多めです。100gあたり64kcalもあるため
食べ過ぎることによって太る原因につながりますし、
逆にマンゴーの食べ過ぎで普段の食事が入らなくなるということも
考えられ、その場合栄養の偏りがみられるかもしれません。

アレルギーには注意

マンゴーは上記であげたようにうるし科の食べ物です。
他の果物よりもアレルギーが出やすい果物でもありますので、
症状が出た場合、目の充血や嘔吐、下痢、湿疹、じんましん、かぶれ、
元気がなくなるなどの症状が出ることがあります。

初めて食べさせる場合は、極微量与えてみて変化が出ないか様子を見るようにしてください。

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与えるときの注意点は?

与えるときの注意点としては、皮の部分や種は必ず取り除いてから与えるようにしましょう。
大型犬の場合は種を丸呑みするということがあり得ますので、注意してください。
皮の部分は消化しづらいので与えないように!

また、実の部分も丸呑みしないように一口サイズに切るか細かく刻んで与えるようにした方が良いでしょう。

ドライマンゴーについてですが、ドライマンゴーの中には砂糖をまぶしてあるものもありますので、砂糖をまぶしてあるようなものは与えないようにして下さい。

[illust_bubble subhead=”吹き出し見出し” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]マンゴーの種を万が一飲み込んだ場合は、種は胃腸を傷つけたり、腸で詰まってしまう恐れがあるため
すぐにでも病院に相談した方が良いかと思います。夜間でかかりつけの病院がしまっている場合は、
動物の救急病院などもありますので、電話で相談してみることをお勧めします。[/illust_bubble]

どのくらいの量食べさせてもいいの?

犬種や個体の大きさなどによって変わってきますので、一概には言えませんが
一般的に言われているのは、1日にマンゴー15g程度までといわれていますが
目安としてお考えください。

まとめ

マンゴーはアレルギーや個体によって合わないということがなければ、
また、食べさせ過ぎなければ食べさせてもよいということがわりました。

ですが、皮と種は取り除いて、できるだけ食べやすい大きさに切ってから
与えるようにしてください。

甘くておいしいマンゴーですが、糖分があり太る原因にもつながるので
与えたとしてもおやつやご褒美などに少量でとどめておきましょう。