蕎麦を食べているときにちょうだいと寄ってきたり、
蕎麦を落としてしまい食べてしまったなんてときあるかと思います。
犬にとってお蕎麦は食べてもよいものなのかどうか
気になったので徹底的に調べてみました。

犬は蕎麦を食べてもいいの?

基本的には問題ありません。
ただし、たくさん食べさせるなどはしないようにしましょう。

蕎麦

蕎麦は特に与えなければいけないというような食材ではありませんが、
栄養面を見てみると、ビタミンB1、ビタミンB2が多く含まれております。
ビタミンB1は疲労回復効果があるといわれていますし、
ビタミンB2は粘膜や皮膚を健康に保つ作用があるといわれています。

また、マグネシウムや食物繊維も含まれていますので、
便秘解消にもつながるかと思います。

さらに、蕎麦には「ルチン」というフラボノイドが含まれていますので、
抗炎症効果や血流改善効果が期待できるといわれています。
ルチンはペット用のサプリメントがあるくらい注目されており、
お蕎麦自体さまざまな効果が期待できることからか、
犬用のお蕎麦のレシピもネット上でいろいろと出てきます。

食べさせすぎるとどうなるの?

蕎麦は食べさせてもよいといっても、
食べさせすぎるのは問題です。
食物繊維やマグネシウムの摂りすぎから便が緩くなったり、
下痢をしてしまう可能性が出てきますし、

蕎麦をご飯としてではなく間食としてたくさん食べさせてしまった場合、
お蕎麦は炭水化物ですので、太る可能性が出てきます。

アレルギーには注意

蕎麦は人間でもアレルギーがあると症状がひどく出る場合があります。
当然犬も蕎麦に対してアレルギーを持っている個体もいますので、
注意が必要です。

初めて食べさせるような場合は、極少量食べさせてみて
嘔吐や下痢、じんましん、腫れなど何か変化がないか様子を見るようにしてください。
ただし、アレルギーがあるかどうか心配な方は、
犬にそばは与えないに越したことはありません。

与えるときの注意点は?

生蕎麦の場合は、特に気にする必要はないのですが、
乾麺の場合ですと種類にもよりますが塩分が含まれていることがあります。
中には結構多く含まれているものもありますので、塩分の含まれる蕎麦は
なるべくなら与えない方が良いかと思います。

そばつゆには塩分が多く含まれていますので、
つゆにくぐらせた蕎麦やだしに入っている蕎麦は多量には与えないようにしましょう。
もちろんですが、ネギのかかっているそばや、だしやつゆにネギが含まれているものは
与えないようにしてください。

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どのくらいの量食べさせてもいいの?

お蕎麦をご褒美やおやつとして与えるのか、フードの一環として与えるのか?
また、犬の大きさなどによっても変わってくるので一概にどのくらいの量
与えてもいいのか?ということは言えませんが、

蕎麦のカロリーは100gあたり274kcalあります。
その犬の一日の摂取カロリーはわかるかと思いますので、
手作りごはんとして与える場合は、計算して与えると良いかと思います。

ご褒美やおやつとして与える場合は、
1日のカロリーの10%未満が好ましいとされていますので、
少量程度(1口2口程度)でとどめておいた方が良いかと思います。

まとめ

蕎麦はその犬にとって合わない場合やアレルギーがあるような場合以外は、
与えても問題がないことがわかりました。
ただし、与えすぎると便が緩くなったりする可能性はありますので、
与えすぎには注意してくださいね。

日本では夏にはざるそば、冬には年越し蕎麦など
何かとお蕎麦を食べることが多いかと思います。
愛犬と一緒に食べたい、愛犬がほしがるってときもあると思います。
注意事項は少々ありますので、注意することと常識範囲内で食べさせると
良いかと思います。