冷やしうどんに温かいうどん、いろいろとありますが、
うどんをほしがる犬や、誤ってうどんを食べてしまった、
あるいは、うどんをあげてみたいとさまざまなシーンがあるかと思いますが、
犬にうどんをあげてもいいのか?
気になったのでとことん調べてみました。

うどんはあげても大丈夫?

基本的には問題ありませんが、与えすぎに注意することと、
日常的に与えるのは控えたほうが良いようです。

うどんは茹でるとうどんに含まれる8~9割程度の塩分が落ちると
言われていますが、やはり犬にとっては塩分が気になりますので、
少量なら問題はありませんが、日常的に与えるとなると
心配が出てくるということです。

ただし、うどんは消化に良くつるんとしていて食べやすいため
食欲のない犬でもペロッと食べることがありますので、
食欲が落ちている犬にたまに食べさせるのは良いかもしれません。

栄養面では多少ビタミンなどは入っていますが、主に炭水化物ですので、
うどんのみというのは栄養の偏りが見られるので、トッピングに
ささみなどを乗せてタンパク質なども補う必要はあるかと思います。

うどん

食べすぎるとどうなるの?

食べさせすぎるということはあまりないかと思いますが、
食べさせすぎることによって塩分過多となる可能性があります。
その場合、日常的に与えているのでしたら、高血圧や腎臓に負担を
かける恐れがあります。

アレルギーには注意

稀にですが小麦アレルギーをもっている犬がいますので、
そういう犬の場合うどんを食べるとアレルギー反応が出る場合があります。
その場合、脹れや湿疹、じんましん、嘔吐、下痢といったような症状が出たりしますので、
食べさせないようにしましょう。

また、初めて食べさせる場合は極少量与えてみて何か変化がないか様子を見るようにしましょう。

与えるときの注意点は?

消化をよくするために、そのまま与えることはせず細かく刻んで与えるようにしましょう。
茹で汁がついた状態で与えると茹で汁には塩分が多く含まれていますので、
しっかりと流水で洗ってから与えるようにしましょう。

だしやめんつゆにつけたり、味付けをするとやはり塩分が多くなりますので、
味付けはせずに塩分をできるだけ抑えた状態で与えるようにしましょう。

万が一だしに浸かったうどんを与える場合は、ネギや玉ねぎ、ニラなど犬に良くないといわれている
成分が入っている場合、だしにもその成分が移りますので、与えないようにしましょう。

まとめ

うどんは日常的ではなくたまに与えて、量も少量程度なら
特に問題がないことがわかりました。

ですが、その犬にとって合わなかったりアレルギーがある場合は
与えないようにしましょう。

うどんは特別与えなければいけないというものではありませんが、
のど越しが良いのは犬にとっても同じで、食欲が落ちているようなときは
活躍する可能性がありますし、手作りフードを作る場合やご褒美などでうどんをあげる場合は
犬の食の楽しみの一つにもなりそうです。