豆乳は人間の体に良いものだし、犬にも体に良いのかな?
でも、与えて大丈夫なんだろうか?何か影響はあるのだろうか?
どれくらいの量与えても良いものなんだろうか?と、様々な疑問を
持っている方は多いはず。ということで、犬と豆乳について
とことん調べてみました。

犬に豆乳をあげても大丈夫?

与えすぎなければ、基本的に問題ありません
調整豆乳には豆乳以外に様々なものが含まれていますので、
無調整豆乳を与えるようにしてください。

豆乳は、タンパク質をはじめビタミン類、カリウムやカルシウム、マグネシウム、鉄分といったミネラル
イソフラボンなどが含まれており、液体ですので消化にも良いです。

タンパク質は筋肉などを作りますし腎機能を高めるといわれていますし、カルシウムは骨を作ります。
カリウムは塩分排出効果がありますし、むくみ防止にもつながります。

人間だけでなく犬にとっても健康に良い食品だといえます。

 豆乳

あげすぎるとどうなるの?

豆乳をあげすぎると、どんな食材もそうですが過剰摂取すると
嘔吐したり便が緩くなったり下痢をする可能性があります。

カリウムが豆乳100mlあたりに190mg程度含まれていますので、
摂取しすぎることによって利尿作用によっておしっこの回数が多くなったり、
場合によってはおもらしをしてしまうという可能性が出てきます。

豆乳は100mlあたり45.9kcalあります。(調整豆乳はそれ以上になります)
ですので、飲みすぎることによってカロリーオーバーとなり太る可能性があります。
また、飲みすぎたことによって普段の食事が食べれなくなるなどして
栄養の偏りもみられるかもしれません。

アレルギーには注意

稀にですが大豆アレルギーをもっている犬がいます。
そういった場合、豆乳を与えてしまうと、目が赤くなったり、湿疹やじんましんが出てきたり、
嘔吐、下痢、便が緩くなるといった症状、毛が抜ける、元気がなくなるなどの症状が
現れる可能性があります。

初めて豆乳を与えるときは極少量からはじめてみて様子を観察してください。
もしなんらかの症状が出てきた場合は、アレルギーかどうかはわかりませんが、
その犬にあっていないのかもしれませんので、与えないようにしてください。

スポンサーリンク

与えるときの注意点は?

豆乳を与えるときの注意点は、できれば無調整豆乳を与えるということ。
調整豆乳には、砂糖や油、塩などが含まれていますので、犬の健康のためには無調整豆乳が良いでしょう。

豆乳が冷えた状態ですと、お腹を冷やす恐れがありますので常温に戻してから
飲ませたり食事などにかけて与えてください。

ちなみに、牛乳には犬用というものがありますが、豆乳には犬用というものがありません。
これは、牛乳と違って分ける必要がない(問題ない)ため販売されていないのです。

どれくらいの量与えてもいいの?

個体の大きさなどによって変わってきますので、どれくらいの量というのは
一概には言えませんが、野菜の割合は食事の10%程度とされていますので、
2kgの犬の場合豆乳のみで考えると15ml程度、3kgの犬の場合20ml程度、
4kgの場合ですと、25ml程度になるでしょうか?
これは単純な計算ですので、あくまでも目安として考えてください。

物足りなさそうにしている場合は、豆乳を水で薄めて与えると量が増えるので満足するかと思います。

まとめ

調べた結果、アレルギーなどで個体に合わない場合以外には
豆乳は与えても問題がなさそうです。
栄養も豊富なため、手作りごはんに混ぜるという方も多いですし、
牛乳を与えると下痢をするというワンちゃんの場合の代替で豆乳を与える
という話もよく聞きます。

与える際は調整豆乳ではなく無調整豆乳を与えて、与えすぎにならないように
注意してくださいね。