犬の散歩中に道端や草原にいるカマキリに
勢いよく駆け寄ってパクっと口に入れたかと思えば、
食べちゃった・・・なんてことありますよね?
でも、カマキリって食べちゃっても大丈夫なものなんでしょうか?
気になったので徹底的に調べてみました。
カマキリを食べても大丈夫?
調べてみましたが、カマキリは甲虫類ではないため、
胃の中で消化されてしまうため、アレルギーなどがなければ、
健康的には特に害はないようです。
羽根のあるカマキリだと、羽根が消化されずに便と一緒に
出てきたりすることはあるかと思いますが、その程度です。
でも、カマキリを食べたお口で愛情表現の顔をペロペロと
舐められるのってなんだか嫌ですよね^^;
ここで気になるのが、カマキリには寄生虫である「ハリガネムシ」が
体内にいることがあります。
これを咀嚼などをせずに食べちゃった場合に
犬も寄生虫に感染するのか?ということです。
しっかりと噛み砕いているなら問題はありませんが、
そのまま飲み込んだとしても、胃の中で消化されるようですし、
仮に胃の中で生きていたとしても、ハリガネムシは宿主が限定されており、
犬には寄生しないといわれており、通常は犬が吐いたり便と一緒に出てくるかと思います。
ですので、ハリガネムシについても基本的には問題ないと言われています。
もし気になるのであれば、念のため獣医さんに診てもらうと良いかと思います。
心配なのは拾い食い
今回カマキリを食べてしまったということで、
カマキリでは特に問題にならないことがわかりましたが、
勝手にカマキリなどを口にするというのは、拾い食いにあたります。
拾い食いは放置しておくと、犬にとって害のあるものを
口にしてしまう危険性もあるため、しつけていかなければなりません。
特に散歩中などの場合は、危険なものがたくさんありますので、
拾い食いしないようにしっかりと飼い主が目を見張らせる必要があります。
万が一カマキリなどを口にした場合、飼い主が無理に取ろうとすると
取られまいとしてすぐに呑み込んでしまったり、
下手をすると犬が怒って手を噛んでくるということもありますので、注意が必要です。
しつけに関しては拾い食いしそうになったら、リードを引っ張り拾い食いさせないようにすると
同時に大きな声で「ダメ」など注意をすると良いかと思います。
拾い食いをしなかったらほめてあげたりご褒美をあげたりすることで、
拾い食いしなかったら何か良いことがあると犬もわかってきます。
どうしても、しつけが難しいという場合は、最近は犬が不快に感じる音を出して、
拾い食いや噛み癖、トイレなどのしつけをする機器も販売されていますので、
そういったものも試されてみるのも良いかと思います。
まとめ
犬がカマキリを食べてしまったとしても、基本的には
害がないのですが、それよりも拾い食いをするという行為に
注意しましょう。
道端には多くの危険なものが落ちていますので、
放っておくと健康被害にもつながりかねませんので、
早めの対策が必要と言えるでしょう。