犬にぶどうを与えると中毒を起こすと言われていますが、
どのような症状が出るのでしょうか?
また、少しくらいなら大丈夫なものなのでしょうか?
様々な疑問が出てきたためとことん調べてみました。

犬がぶどうを食べるとどうなる?

ぶどう

犬にぶどうを食べさせると、過去の症例では急性腎不全を引き起こしたとされる
例が多数報告されているようです。

日本での被害報告はほんの数例程度だそうですが、
アメリカでは毎年ぶどうを食べたことによる中毒が報告されているようです。
また、英国の動物の中毒情報サービスセンターでは、2005年にぶどうを食べたことによる
中毒による死亡は2匹。2006年には5匹報告されており、増加傾向にあるといいます。

ぶどうを与えたことによる中毒の因果関係はまだ解明されていないようで、
犬種や個体差があるのかもしれませんが、
ぶどうはたまねぎやチョコレート同様、与えてはいけない食べ物の一つとして
認識しておいた方が無難でしょう。

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どんな症状が出るの?

もし中毒症状がでた場合、一般的に言われているのが、
食べてから2~3時間後あるいは5時間後に嘔吐や下痢、
元気がなくなる、食欲不振、水をたくさん飲む、腹痛などの症状が現れるようで、
急激に悪化する場合は2~4日後あたりに急性腎不全が発症する場合もあり、
おしっこがでにくい、おしっこの色が変色、むくみなどの症状が現れ
最悪死に至るそうです。

また、ぶどうにアレルギーを持っていたり合わないという場合は、
度合にもよるかと思いますが、食べてすぐに吐いたり、
便が緩くなる、下痢をする、湿疹、蕁麻疹などの症状が出たりする場合もあるかと思います。

ちなみにこちらはぶどう摂取後に急性腎不全を発症した犬の一例になります。

体重2.5kgのマルチーズの例

少しなら大丈夫?

日本では普通にぶどうを食べている犬もいて、犬種や個体差があるのかもしれませんが、
何が原因かはわかりませんが1粒食べて、すぐに吐いてしまうという犬もいますし、
腎不全に陥る可能性があるとも言われていますので、少しであっても与えないに越したことはないでしょう。

また、実の部分よりも皮の部分を一緒に食べた場合において中毒の可能性は高くなっているようです。

ネット上で言われている量としては、体重1kgあたりぶどう32g、レーズンの場合は、
11~30gが中毒死する量とも言われています。
ですが、これを食べたからと言って必ずしも中毒に陥るということではないようで、
中には小型犬が1房(150g程度)食べてケロッとしているという情報もありました。

ですので、少しだと大丈夫かどうかは、犬種や個体によって大きく異なるので
大丈夫とも大丈夫じゃないとも言えません。

必ずしも中毒になるというわけではなく、中毒症状が出るケースは日本では稀なようですが、
少しでも危険性があるのなら食べさせない方が良いということです。

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食べてしまった場合どうしたらいいの?

ぶどうを誤って食べてしまった、知らずに食べさせてしまったということもあるかと思います。
ぶどうによる中毒は、稀なケースだそうで深く心配することもないという意見もありますが、
食べてしまった場合やはり心配かと思います。

その場合は、症状が出だすのが数時間後なので、それまでにあるいはそれ以降に嘔吐や下痢、
尿の出が悪い、尿が出ないなど何か異常が見られないか様子を見ておくようにしましょう。

食べてすぐに吐き出していてその後ケロッとしていたり、食べてから6時間~12時間以上経っていて何も症状が出ていない場合などは、
断定はできませんがおそらく大丈夫かと思われます。

心配な場合は、何も症状が出なくても、あるいは食べてすぐにでも
念のため動物病院に相談してみると確実かと思います。
夜間や休日などの場合は、救急動物病院などに電話で相談されるという手段もあります。

まとめ

ぶどうによる中毒は昔から報告があったわけではなく、
ここ数年で報告例が出だして問題視されるようになりました。
まだ、ぶどうのどの成分が中毒を起こさせているのかははっきりとしていませんが、
中毒になる可能性は低いといえど、リスクがある以上は食べさせない方が無難かと思われます。